ADHDは、発達年齢に見合わない多動症(多動‐衝動性)、あるいは注意欠如(不注意)、またはその両方の症状が混在した3つがあります。
多動症は、成長していくことで軽くなるのが一般的ですが、注意欠如の症状については半数が青年期まで、さらにその半数は成人期まで続くと言われます。思春期以降では、不安・うつ症状を併発することもあります。
ADHD(注意欠如・多動症)
多動‐衝動性の傾向
- じっとしていられない
- 席をすぐに離れる
- おとなしく遊ぶことができない
- 順番を待てない
- 会話やゲームに割り込む
不注意の傾向
- 学校の勉強や職場の仕事でうっかりミスが多い
- 課題や遊びなどで集中が続かない
- 話しかけられても聞いていないように見える
- 課題や作業の段取りを組むのが苦手
- 課題や作業の段取りを組むのが苦手
- 忘れ物や紛失が多い
ADHD(注意欠如・多動症)の治療法として薬物療法や生活環境の調整を行います。
薬物療法では、主に脳を刺激する治療薬(脳内の神経伝達物質の不足を改善させる)が使用されます。
薬物療法では、主に脳を刺激する治療薬(脳内の神経伝達物質の不足を改善させる)が使用されます。