お酒をよく飲む人の多くは、自分がアルコール依存状態にあるとは思っていません。
しかし、アルコール依存症の予備軍は400万人以上もいると言われており、年々増加していることをご存じですか?
また、アルコール依存症を放置すると、病気や事故、自殺などによって死に至るケースも数多くあります。
さらに、家族や周囲の人を巻き込み、周りも疲れ果ててしまいます。
アルコールは覚醒剤などと同じ薬物の一種ともいえます。アルコール依存症は患者さん本人の意思の弱さによって起きるものではなく、専門医療機関で治療が必要な病気であることは医療者でさえも知らない人が多く、治療につながれる方が少ないのが現状です。
