第一子の出産後、子育てや今後の生活スタイルについて夫と意見が合わないことが重なり、イライラが募っていました。育休からの職場復帰が近づくにつれて不安も大きくなり、「私が変わらなきゃいけないのだけど、どう変わればいいかわからない!」とパンク寸前に。そんな折に、以前友人に紹介してもらった塩釜口こころクリニックを思い出し、受診しました。
臨床心理士の方が丁寧に優しく話を聞いてくださり、話すうちに自分自身が何がつらいのかを整理できました。河合先生の診察では、さらに深堀りして話を聞いていただいた上で、いくつかのアドバイスをいただけました。
一つ一つが心に沁みましたが、特に「ルールがたくさんあるとしんどくなってしまう」という言葉が響きました。私は、これまで自分の自信の無さを努力でカバーしてきたので、知らず知らずのうちに子育てにおいても「こうあるべき」という思い込みでとても肩に力が入っているのだと気づきました。子育てにおいては当然、子供も夫も思い通りにはなりません。意識して頑張らないようにしようと思えました。
受診前は、悪い方へ物事を考えてしまって、胸が押しつぶされそうでしたが、受診後はだいぶ心が軽くなりました。おかげで、帰宅後、夫とも落ち着いて話すことができ、自分のためにも家族のためにも、笑顔でいよう!と前向きになれました。
同年代で、子育て経験のある河合先生のアドバイスは、すっと心に入ってきて、自分自身の中で「きっと大丈夫!」という気持ちが自然と湧き上がってきました。長い子育ては始まったばかりで、これからも壁にぶち当たることはあるかもしれませんが、「いざとなったら河合先生に相談できる」と思うだけで、心に余裕ができます。試行錯誤しながら、私なりに一歩ずつ進んでいきたいと思います。